月に一度のお楽しみ Kitchen☆AYAKO『焼きコロッケ』
初めて参加してくれたお友だちは、ちょっぴりドキドキしながら来たそうです。
馴染みのあるコロッケは、油のお風呂に入れて作るのですが、今日のコロッケは「焼く」のがポイント。
じゃがいもをマッシュして、今回混ぜ込むのはお肉ではなく「タラ」という白身魚です。
下茹でされたタラの皮を剥がし、手でやさしくほぐします。
魚を手にすると「皮を剥がすのが難しい」「手がベタベタする」など、感じたことを口にする子どもたち。
普段みんなが食べているご飯、お母さんはそういう思いをしながらお料理してくれてるんだよ…と伝えると、言葉を発せずとも 何かを感じ取ったようです。
炒めたたまねぎ、牛乳、塩こしょうで味を調えたらよく混ぜて成形。
子どもたちの手には少し大きめの生地を両手にのせて、丸めて、手のひらでつぶします。
両面に小麦粉をまぶしたら、バターが溶けたホットプレートへ。
仕上げの焼き作業を綾子先生にお願いすると、お部屋に広がる美味しそうな香りにうっとり
「じゃがいもが苦手なんだよね…。でもコロッケにすると食べられるんだ!」
「魚が苦手なんだよね…。でもこの焼きコロッケは美味しい!」
賑やかだったお部屋が、シンと静まり返るくらい夢中になって食べる子どもたちの姿を見て綾子先生が一言。
『もぐもぐ食べてくれて、本当にうれしいわ』
作って食べるは、生きる源。
是非 ご家庭でも、子どもたちと一緒に作って食べる体験を楽しんでくださいね。
今日のKitchen☆AYAKOと、あそびの様子です。
明日も、子どもの森でお待ちしております。