週末に向けて雨の日が続く 10月。
穏やかに流れる時間の中、思い思いにゆったりと過ごす姿が あちこちで見られました。
子どもの森で久しぶりに会うお友だちとの関わりは、新たな表情を見ることができる貴重な瞬間。
一人ひとりの関わり方を、スタッフ全員で見守っています。
・相手を尊重しながら、楽しく展開されるあそび
・自分中心に進めようとして、相手に思いが伝わらないあそび
・一人で集中して、制作やあそびに取り組む姿
ここには書ききれないほど さまざまなあそびの形がありますが、どれも幼児期には大切な経験。
子どもが「小さな子ども社会」で生き抜いていくためには、自分の気持ちを適切な言葉で伝えることが大切です。
「嫌だった」だけでは分からない本当の気持ちを、どう伝えれば良いか。
「こうするの!」と勝手に決められたルールでは 気持ちよくあそべないことを知り、相手と協調して過ごす大切さを感じること。
幼稚園や、子どもの森などの集団生活で学ぶこともありますが、ご家庭の中で身につくスキルがたくさん溢れています。
これから ぐんぐん伸びるこの時期に、是非 子どもたちの発した言葉により深く耳を傾けてみてください。
何かを伝えようとしてくれた時、大人が言葉を先読みせず、子どもが自分の言葉でどう表現するか じっくり待ってみると、どこをフォローすれば一歩前進するかが見えてきます。
困った時に 自分の言葉で相手に伝えられる力が身につくと、自立につながりますね。
子どもたちの成長を、それぞれの環境でサポートしていけたらと思います。
空気がしっとりしていて乾燥は防げますが、風の冷たさが冬の訪れを感じさせます。
体調を崩しやすい季節、ご家族皆さまご自愛くださいね。
また来週、子どもの森でお待ちしております。