しとしと降り続く、雨の木曜日。
外に出られない日は、子どもたちが安全に楽しく過ごせるよう、いつも以上に安全管理に気を配ります。
1階、2階に分かれて活動したり、全員で絵本を見るのも、お楽しみの一つです。
「いつもとちょっと違う」が、子どもたちには「特別」に変わるようです
賑やかなお部屋の中では、さまざまなことが起こります。
使いたいおもちゃを見つけて 何も言わず手にした時、「今、使ってるのに!」と言われたり、「入れて」と言わずにあそびに入って「やめて!」というやりとり。
どちらも言葉足らずで起こる、気持ちのぶつかりです。
幼児期には、この気持ちのぶつかりが とても大事な経験となります。
大人が どちらかが我慢することを決めつけるのではなく、双方の気持ちを代弁し、橋渡しをするのが仲介する大人の役目。
「どんな気持ちだった?」
「どうしたかった?」
「どうするとよいと思う?」
全ての答えは、子どもたちの心の中に眠っているのです。
この経験を積み重ねることで、言葉で表現できるようになり、いつの日か お友だちと何かあっても、子どもの力で解決できるように成長していくのですね。
大人はどちらかの味方ではなく、何が正解か考えて決めるのは子どもたち。
そんな経験を力に変えてくれるよう、今日も賑やかな子どもの森で過ごしています。
今日のあそびの様子です。
明日も、子どもの森でお待ちしております。