PAGE
TOP
PAGE
TOP

メニューはこちら

お知らせ

2025.03.27 お知らせ

ベネッセSTEAMフェスタ2025に高等部生が初参加!

3月22日、株式会社ベネッセコーポレーション主催の「STEAMフェスタ2025」が昭和女子大学附属昭和中学校・高等学校で行われ、本校の高等部2年生4名(3チーム)が参加しました。

この「STEAMフェスタ」は、全国の中高生が自らの探究の成果を発表する、今年で第17回を迎える発表会です。森村学園からの参加は今回が初めてとなりました。

 

参加した高等部生4名(3チーム)は、学年の活動として取り組んできた探究テーマをさらに深めたり、別の切り口で新たに設定したテーマに取り組んだりすることで各自がリサーチ・研究をし、その成果を他校の生徒や社会や学問の最前線で活躍する有識者の前で発表しました。

 

生徒のふり返り(抜粋)

「聞いているだけで学びになった」

 午前中のセッションでは発表はしませんでしたが、発表者の方々が社会人サポーターへの質問をしっかり考えていて、その質疑応答を聞いているだけでも、自分たちの探究に役立つ多くの学びがありました。午後のポスターセッションでは、森村の他のチームや他校の発表もとても刺激的でした。「どうしてこんなテーマを選んだのだろう?」と思うような内容が多く、問いの立て方からすでに学びがありました。特に骨格筋幹細胞についての発表は、初めて聞く人にもわかりやすく説明されていて、とても印象に残りました。

 

「探究がもっと楽しくなった」

 他校の方々の発表を通じて、実際に企画を立ち上げ、社会に作品を発信しようと準備している人もいて、大きな刺激を受けました。社会人サポーターの方々からは的確なアドバイスをいただき、今後に活かしていきたいと思いました。思っていた以上に楽しめたので、参加して本当によかったです!

 

「自分の研究に自信が持てた」

 国語の先生や大学で人文学を研究している方々から、自分のテーマに対して「こんなに深く語る人はいない」と評価され、理論の独自性やオリジナリティの高さを褒めていただきました。研究の範囲をもっと狭めて深めてみては?というアドバイスもいただき、とても嬉しかったです。たまたま進行役の方が大学で民俗学を専攻されていた方で、意気投合してさまざまなお話を伺うことができたのも、貴重な経験でした。

 

「探究の魅力に気づけた」

 もともと知的好奇心は強い方でしたが、人前で発表するのはあまり得意ではなく、このようなイベントに参加することは考えたこともありませんでした。でも最近になって、「外部に発表することで得られる学びも大きい」と感じるようになり、先生からのお誘いをきっかけに今回参加することになりました。

 完成したポスターを見て、「私たちのテーマってこんなに面白かったんだ」と素直に思えました。当日は社会人サポーターの方にも「斬新なテーマだね」と言っていただき、ホクホクした気持ちで帰宅しました。他校の生徒さんからも多くの学びがあり、最後の代表発表では、探究の真髄を見たような感動がありました。大学に入ってもこの好奇心を忘れず、探究を続けていきたいと思います。本当に貴重な機会をありがとうございました。