森村学園幼稚園では、15年一貫教育のひとつとして「言語技術教育」に取り組んでいます。「言語技術」とは、欧米諸国で実践されている世界標準の母語教育で、日本語における「読む」「書く」「聞く」「話す」の4技能に加えて、「思考を論理的に組み立て、相手が理解できるようにわかりやすく表現する」「相手の言いたいことを的確につかみとる」スキルです。
幼稚園では、日頃、保育の中での絵本の読み聞かせやお当番発表などを通して、子どもたちの「言葉」を大切に育てていますが、週に1回程度、「言語技術」の手法を用いての絵本の読み聞かせや問答ゲームを行っています。昨日は、このプログラムの監修をして頂いている「つくば言語技術教育研究所」所長の三森先生に来ていただき、各クラスの実践を見ていただいたり、三森先生にも問答ゲームや絵本の読み聞かせ(読み聞かせにもたくさんの手法があります)をしていただいたりしました。
子どもたちが帰った後に三森先生と教員で今日の様子を振り返る時間を持ち、教員にとっても、有意義な1日となりました。これからも、子どもたちの言葉の世界を広げていきたいと思います。