藤組は先週から「白門登園」を始めました。
「白門登園」とは、白門で保護者の方と分かれて、そこから一人で白門を通り園長先生にご挨拶をして、桜組、菊組のテラスの前を通って一番奥の藤のお部屋まで行く、という登園方法です。
森村学園幼稚園では、お預かりを利用される方以外の保護者の皆様には、お部屋のテラスまでの送迎をお願いしています。子どもたちはお家の方と手を繋いで白門を通り、園庭で待つ園長先生にご挨拶をしてからお部屋のテラスまで行き、そこでお家の方と分かれます。
以前も、年長藤組になると、「白門登園」を行っていました。ここ何年は実施していなかったのですが、今回再開することにしました。その理由は2つあります。一つ目は、卒園を控え、もうすぐ1年生になる子どもたちに、「自分のことは自分でする」という自覚を改めて持ってほしいということ。もう一つは、この経験を通して「自分でできる!」という自信を持ってほしい、ということです。担任に直接、登園時に伝えたいことのある保護者の方には、テラスまで来ていただくこともできるよう配慮もしています。
前日、担任の先生から白門登園の話を聞いた子どもたちは「大丈夫。頑張れるよ。藤組だから。」と頼もしい反応。そして当日の朝、白門の前には藤組の子どもたちが数人、子どもたちだけで並んでいます。その少し離れたところに心配そうに見守るおうちの方の姿がありました。白門が開くと、少し緊張気味の子どもたちが登園。園長先生の前でご挨拶をしてお部屋に向かう姿は、昨日までの子どもたちが急に成長したように感じました。
写真から、そんな子どもたちの様子を感じていただけたら嬉しいです。