毎年、藤組は1学期の終業式の後、2泊3日の林間保育に出かけます。しかし、今年度はまだ新型コロナウイルスの感染拡大が収束していない状況から、お泊まり保育は中止になりました。その代わり、お泊まりに行くはずだった3日間を「藤組デイ」として、毎日幼稚園に登園し、藤組だけの特別なイベントを行います。
今、藤組の子どもたちは「藤組デイ」に向けて、色々な準備を始めています。
まず最初に取り組んだのは、”麦わら帽子”作りです。
この麦わら帽子は、例年林間保育に向けて年長の子どもたちが一人ひとり色塗りをして作る”麦わら帽子”です。最初は、無地の真っ白な麦わら帽子ですが、自分でどんな模様にしようかなと考えて、油性マジックを使い丁寧に仕上げていきます。
この大きな帽子を色塗りするのは、かなり根気のいる作業ですが、子どもたちの眼差しは真剣。約1時間程かけて作りあげました。
誰一人として、同じものはありません。”世界にひとつだけの麦わら帽子”
これをかぶって「藤組デイ」でお出かけに行く予定です。
そして、もう一つは、”バードコール”を作りました。
バードコールは、毎年林間保育の際「河口湖フィールドセンター」という施設で作っています。今年度は、河口湖に行く事ができないので、バードコールを送っていただき、幼稚園で色付けを行いました。
丸くて描きにくいところもありましたが、みんな一生懸命取り組んでいました。
出来上がったら、テラスに出て鳴らしてみました。「鳥の声が聞こえなくなるから静かにして!」と声を掛け合い、
よく耳を澄ましながらバードコールを楽しんでいました。
藤組デイでも、鳥さんとお話できると良いですね。