7月27日(土曜日)は、史跡巡りのハイライトの一つであるラバトとイムディーナを訪れました。
i) Rabat
ラバトはマルタにキリスト教をもたらした聖パウロの足跡が随所に見られる古代都市です。この都市の中心には聖パウロ教会があります。ここの地下には、パウロがマルタに来たときに生活をしたと言われるカタコンベがありますが、今回のツアーでは残念ながらそこは見学できませんでした。(別のカタコンベは見学することができました。
上の写真はカタコンベ内部の見学の様子です。ひんやりとして湿っぽい空気はやはりどことなくざわざわとした感じを受けます。
ii) Mdina
ラバトの街並みを抜けて深い堀にかけられた橋を渡るとイムディーナに入ります。ここは、城塞都市で、鉄壁の守りに守られた都市には、首都機能がヴァレッタに移されるまで、この地がマルタの首都として機能していました。しかし、今ではそのときのにぎわいは街中にはなく、「静寂の都」と言われることもあります。日本の京都と比べられることがあります。この都市の中心には聖パウロ大聖堂があります。この大聖堂を中心にこの町は開けています。メインゲートに入るところの集合写真はなかなか撮るのが大変でした。ひっきりなしに馬車や車が通行し、人もあふれかえっています。そこで、橋の両脇に控えていて、合図と共に一気に中心に隊列を組み撮影したものです。あらかじめ立ち位置を入念にチェックして撮ることができました。見てみると車も人も全く写っていない写真になっています。奇跡ですね。
<おまけ>
生徒が滞在するドミトリー(寮)のフロント係の方と話をしているとき、「とてもよい生徒さんたちですね。今までで一番行儀がよい生徒です。」と言われました。各国からの同年代の若者たちが多く滞在するこのドミトリーで、このように森村生を評価していただけていることを誇らしく感じました。