2021.12.15 グローバル教育
多文化月間 12月「北欧月間」!
本校では「多文化月間」と題し、楽しみながら外国気分を味わい、なおかつ多言語多文化・探究学習のきっかけとなるように、月ごとに記念日や祝祭日を抱える地域を割り当て、校内をその雰囲気で盛り上げています。12月は「北欧月間」です。
12月といえば、誰もが心躍るクリスマス!
キリスト教では一年で最大のイベントのクリスマスですが、日本でももうしっかり定着していますね。中高生は期末試験で大忙しですが、そんなクリスマスといえば「サンタさん」。いい子にしてるとサンタさんがプレゼントを持ってきてくれるかも…。
12月6日はそのサンタさんの出身地、フィンランドの独立記念日です。
校内の国旗も、北欧諸国のものに掛け替えられ、雰囲気がまた大きく変わりました。よく見てみるとどれも似ている国旗ですね。Scandinavian Crossと呼ばれるデザインですが、この季節らしい、いい雰囲気ですね。世界最古の国旗といわれているデンマークの国旗や、デザイン大国・ICT大国・教育大国として有名な「森と湖の国」フィンランド、フィヨルドと北欧最北端のノール・カップ岬、それにヴァイキングで有名なノルウェー、あの有名家具屋さんで見る色遣いはスウェーデンですね。温泉と火山の国、アイスランドの国旗もあります。カラフルな中にも落着きのある国旗ばかりで、校舎の中も少しだけ静かに雪の降り積もる北の国の雰囲気が漂っています。
玄関にお目見えしたクリスマスツリーも、この時期に彩りを加えてくれていますし、忙しい高校生有志が企画してくれた玄関前のイルミネーションも、夢のような雰囲気です。試験期間で生徒のみなさんは下校時間が早いため、今は静かに、試験の作問と採点に疲れた先生方の遅い帰宅時間を照らしてくれています。
もう定番になったカフェテリア特別メニューですが、12月は試験が終わると昼食のタイミングがなく、提供は来年1月に繰り延べになります。楽しみにお待ちください。ちなみにメニューは、フィンランドの料理「リハマカローニ・ラーティッコ(マカロニとひき肉のオーブン焼き)」と「ワッフル」のセットを予定しています。
今年一年も激動の連続でしたが、ともあれ12月を迎え、こうして静かに輝くイルミネーションが目に優しい季節になりました。
「師走」ですから先生方はお忙しそうですし、高校3年生は間近に迫った共通テストに向けて追い込み真っ最中ですが、そんな中、少しだけ足を止めてゆく年くる年に思いを巡らせ、無事に一年を終えられること、新しい年を迎えられることを喜びましょう。
来年がさらに良い年になりますように。