12月20日、本校で初めてのRecitation ＆ Speech Contestが実施されました。

この日に向けて、中等部1・2年生は、“Imagine” “We are the world” “The Giving Tree”から一つ自分の好きな作品を選び、内容を読み深め、自分の思いを乗せて表現するRecitation(暗唱)に取り組んできました。

また、中等部3年・高等部１・2年生の課題は、自分自身のSpeechです。
「何を伝えたいか」を考え、原稿を推敲し、どのように発表すると思いが伝わるかを考えながら発表の練習を重ねてきました。

それぞれ、授業内でのクラス代表の選出から学年代表の選出へと進み、この日、各学年の代表者が全校生徒の前での発表に臨みました。

「自分の思いを人にどう伝えるか」に重点をおいて取り組んできたこのプロジェクトでしたが、作品に自分の思いを乗せた素晴らしいRecitationや、それぞれの伝えたい思いを自分の言葉で紡いだSpeechが発表されると、初めて目にする他学年のパフォーマンスに大きな拍手が寄せられました。

最優秀に選ばれたSpeechは 中等部3年生による“Power of Paper”です。デジタル化が進む現代において、あえて紙の魅力を語ったこのSpeechは、聞いている誰もが、紙の本を手に取り、手紙を書きたくなるような魅力に溢れていました。

審査員からは、人前で自分の思いを表現することの大切さ、それに一人一人が精いっぱい取り組んだことへの評価とともに、最優秀者には特にその表現力やトピックの深め方に高い評価が寄せられました。

学年の垣根を越えた様々な発表に触れ、大きな刺激を受けている生徒たちが、また来年どのようなRecitation、Speechを披露してくれるのか、今からとても楽しみです。