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グローバル教育

2022.10.17 グローバル教育

多文化月間 10月「中欧・東欧月間」!

こんにちは、国際交流・多言語教育センターです!

森村学園の日常で、月替わりのイベントと言えば「多文化月間」ですが、これは楽しみながら多言語多文化探究学習のきっかけとなるように、それぞれの月に記念日や祝祭日を抱える地域を割り当て、校内を盛り上げているもの。10月は「中欧・東欧月間」です。

「中欧・東欧」は中央ヨーロッパ・東ヨーロッパのことですが、定義が時代によって変わり、ここ!と特定するのが難しいのです。同じヨーロッパの中でも、西ヨーロッパや南ヨーロッパより少し心理的に遠く感じるかもしれません。冷戦時代はいわゆる共産主義陣営だった地域と重なることも多く、それも遠く感じる理由なのかもしれませんね。

今月10月と言えば、世間はハロウィーン。渋谷辺りでは仮装した人たちで盛り上がるようですが、皆さんはその起源を知っていますか? これには諸説あるのですが、一説にはアイルランドの民間伝承を下敷きに、かぼちゃ提灯「Jack O’ Lantern」ができたらしいこと、それからメキシコの死者の日「The Day of the Dead」がガイコツ飾りの起源だということ、そして忘れてはいけないドラキュラ伯爵が、東欧ルーマニアで恐れられた実在の人物ということが挙げられます。

元々キリスト教では11月1日が万聖節(All Saints Day)という、聖人が全員集まって会議する日に当たっているのですが、その前日10月31日は聖人の移動日で、世界中で聖人は出張中。だから悪いお化けや妖怪や幽霊がそこら中に出てきて悪さをするのです。子供たちはその悪さをするお化けに紛れて家々を回り、「Trick or Treat!(お菓子をくれなきゃいたずらするぞ!)」といってお菓子をねだる、というわけです。日本の神無月と似た話で面白いですね。

校内にはルーマニアをはじめ、中欧・東欧の国々の国旗が掲げられています。先月の南米月間に続き、今月も難しい旗がずらり。ぜひ国旗クイズにチャレンジしてみてください! 全問正解出来たら相当なツワモノです!

今月は中間試験があり、少し気ぜわしいですが、月の最後にはカフェテリアでハロウィーン特別メニューを提供します。試験後のご褒美にいかが? 

そして次回11月は「南・西アジア月間」。来月は「多文化月間」始まって以来の、ちょっと大規模な企画を考えています。さてさて、何が起きるでしょう! どうぞお楽しみに!