こんにちは、国際交流・多言語教育センターです。

3月19日（日本時間）に起きた、エクアドル南部を震源とするマグニチュード6.8の地震で、エクアドル政府は21日（現地時間）に非常事態宣言を発出したとの報道がありました。

被害の規模はまだわかりませんが、隣国ペルーにも被害は及んでいるようで、少しでも被害が軽く済むよう、祈るばかりです。

先ごろ起こったトルコ・シリア両国での大地震の記憶もまだ新しい中、わが身の備えと共に、エクアドル、ペルー、そしてトルコやシリアで生活するみなさんの無事を改めて願います。本校の北側螺旋階段には、22日からトルコ・シリア国旗に加え、エクアドル共和国国旗を掲揚しています。

地理的には日本から遠く離れた南米エクアドルは、その名が示すように赤道直下の国です。今回の地震は大雨と共に地盤が緩んだ中で起きたようですが、大規模住宅が密集する場所ではないことが、不幸中の幸いなのかもしれません。

いずれにしても、いつもの通り、困難な時にこそ手を差し伸べ合えることが大事なのは、友達関係でも、国と国の関係でも同じですね。

世界の「今」を知ることは、単に知識を増やすことではなく、その世界で「今」起きていることにどう対応するかを考えることでもあります。日々の学びはそのためにあり、私たちが手にしているコミュニケーションのための道具は、まさにこうした時のためにあるのでしょう。世界の「明日」に備えるために、「今」私たちにできることをしましょう。

題名はスペイン語語で”We pray for your safety.”という意味です。エクアドル・ペルー並びに、改めてトルコとシリアのみなさんの無事をお祈りしています。