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最近の森村

2023.12.27 最近の森村

Recitation & Speech Contest

2学期最後の日、Recitation & Speech Contestが開催されました。今学期は、高等部3年生を除いた全校生徒が体育館に集まりました。中等部1・2年生はRecitation(暗唱)、中等部3年生から高等部2年生は自分自身の体験や主張をテーマにしたSpeechに全員が取り組み、授業内でクラス代表の選出から学年代表の選出へと進み、終業式当日は各学年の代表者1名による最終発表を行いました。コロナ禍により全校生徒が集う機会がなく、約900名の生徒の前での発表の場を設けることは久しぶりでしたが、発表者全員が普段からの学習の成果を堂々と発表していました。

中等部1年生のrecitationは“No Difference”すなわち肌の色等に関係なく、みんな平等に暮らせる世界を願って書かれた詩を題材に行いました。予選の時よりも聴衆が多い状況だったにも関わらず、予選時よりも落ち着いており、正確な暗唱を心がけていることがよく伝わってきました。

中等部2年生はBTSのKim Nam-joon’s Speech at United Nations (2018)とMalala Yousafzai’s speech at the UN (2013)からどちらかを選び、recitationを行いました。代表者は声も大きく、recitationの内容をよく理解した上でのジェスチャーも、聴衆に伝えようとする意図が明確に表れていました。

中等部3年生のspeechは“Be positive”の内容にふさわしい堂々とした発表となりました。

高等部1年生の代表者は好奇心をテーマに取り上げました。ジェスチャーを交えながら聴衆に問いかけるspeechは説得力のあるものでした。

高等部2年生のspeechは“conformity(同調)”“agreeableness(協調)”という、日本語でも説明が難しい内容であったにもかかわらず、聴衆に広く問いかけながらも論理を展開することで、一層説得力のあるspeechとなっていました。

結果としては高等部2年生が1位、高等部1年生が2位、中等部3年生が3位になりましたが、甲乙つけがたい僅差での評価となりました。

今後も学年の垣根を越えてコンテストに参加し、また他の生徒の発表に触れることによって、また来年どのようなRecitation、Speechを披露してくれるのか、今からとても楽しみとなるものになりました。