中等部2年生のキャリア学習のひとつである「職業研究」が今年も行われています。生徒たちは1年を通じて「仕事とは何だろう」ということを様々な活動の中で考えていきます。生徒たちにとっては今後、「どのようにして仕事を選ぶのか」「どんな仕事で社会に貢献できるのか」という自分の『進路』について考える一端となる取り組みです。夏休み中には、「職業研究」の一環として生徒一人ひとりが職場体験をしましたが、今回はそのひとつとしてTBSテレビの出前授業にお越しいただき放送体験やニュースができるまでの流れを学んだり、編集長体験をしたりとテレビに関わる職業体験をさせていただきました。
特に放送体験では、実際のニュース番組を台風中継を挟みながら行うというもので、番組に必要な役割であるキャスター、アナウンサー、カメラマン、フロアディレクター、気象予報士、中継記者、中継ディレクターなどをそれぞれ生徒たちが務め、本物の番組さながらの機器を使用してのワクワクするような体験をさせていただきました。
お越し下さったTBSのスタッフの方からは「こんなに前向きに取り組んでくれた中学生は初めてです。」という嬉しいお言葉も頂戴し、参加生徒からは、「普段何気なく見ていた報道やニュースの裏には大変な仕事量と努力があることが分かった。」「テレビの仕事に興味を持った。」「今までにない経験で視野が広がった。」など今回の体験で様々なことを学んだ様子が伺えました。
3学期、生徒たちは職業研究の総まとめとしてプレゼンテーションを実施する予定です。