6月13日に、109期(高1)を対象に、「“わくわく”に素直になろう!」という題目で、東京理科大学4年生の甲斐原みいさんに、宇宙工学をテーマとした講演をしていただきました。
甲斐原さんは中高生時代を長野県で過ごし、その頃から宇宙工学に深い興味を抱き、東京神楽坂キャンパスで行われた東京理科大学の「宇宙教育プログラム」を受講されたほか、神奈川県で行われたJAXAの相模原キャンパスの特別公開、種子島で行われたJAXAエアロスペーススクールなどの宇宙工学に関する様々なイベントに足しげく参加されてきました。大学生になった今でも、「宇宙教育プログラム」のメンターとしての活躍のほか、数多くの宇宙教育教材の開発に携わり、「体験を通して楽しく学べる」ことを目標に取り組んでいらっしゃいます。昨年行われた「H3ロケット試験機1号機」の打ち上げを現地(種子島)で直接ご覧になったとか…!
この講演では、宇宙工学の内容のみならず、高校時の進路の決め方や、中高生として持っておきたい積極性や行動力、マインドセットのコントロールについても触れられました。表題のとおり“わくわく”に素直になり、それを行動に移し、周りに発信することの大切さや、苦手なこと・不得手なことに対する気持ちの切り替え方についてお話ししていただきました。
以下、受講した生徒の反応です。
・自分の興味の持ったもの、やってみたいと思ったことに行動を起こすことの大切さを感じました。なかなか物事に踏み出すのは個人的に難しいなと思っているので後から後悔しないようにしっかりと自分の興味のあることややってみたいことに全力で取り組みたいと思います。
・実際に大学に通って宇宙やロケットについて研究をされている方のお話を聞くことで、今迷っている進路選択の参考になったのと、ワクワクする気持ちを大切にするという気付きを得られたことがとてもうれしかったです。
・今後の進路決めや受験に活かすことができる内容でした。
・「とりあえずやってみること」、「マインドをコントロールすること」、「周りに発信すること」というポイントがとても心に残りました。さらに様々な体験をすることが大切だと思いました。
・「自分が苦手なものも視点を変えて改めて考えることで全然違って見えるようになる」という説明がとても印象的でした。
・甲斐原さんくらいの行動力ができるくらい自分の興味のあることを見つけて進路決めをしたいと思いました。
この講演を受けて、生徒たちにも積極的に自ら行動し学ぼうとする姿勢を身に付けてもらえたらと思っております。
甲斐原さん、ありがとうございました!