2月12日(金)、「放課後多言語多文化講座」がスタートし、用意された8言語文化講座のうち、先陣を切って「アラビア語」「フランス語」「ロシア語」の講座がスタートしました。
この「放課後多言語多文化講座」は、本校の国際交流・多言語教育センターの企画で進められているもので、コロナ禍で実際の移動が難しい 現在でも、多様な価値を理解し受け入れる時代を生きる生徒に向けて、希望制で開講されています。
そんな講座に興味を示し、受講登録をした生徒は、なんと延べ300人! 今回スタートした3言語に加え、今週中に「スペイン語」「中国語」「日本語日本文化」「プログラミング言語」「ポルトガル語」が開講されますが、講師はすべて本校の先生方です。普段教えている教科とは違う内容ながら、先生方のシャープな工夫が光ります!
「アラビア語」講座では、難解なアラビア語の文字を習得し、最後は自分の名前を書いてみるという授業で、終了後も質問のために行列ができるなど大盛況!
「フランス語」では、難関の発音を攻略し、自然な発音であいさつをするという内容。広いホールに生徒のきれいなフランス語が響いていました。
また「ロシア語」ではキリル文字の成り立ちや、意外に身近なところにあるロシア語を探り、近くて遠いお隣の国を、少しだけ身近に感じることができたようです。
どの講座も大変好評で、教室から出てくる生徒はみんな少し興奮気味の笑顔だったのが印象的でした。生徒には、先生方のいつもとは違う一面が見られたのも刺激になったようです。
どの講座も初歩的な内容ながら、県内はおろか、国内でもなかなか中高では学ぶチャンスのない言語も多数あり、生徒にとっては、世界の多様性に触れる大きなチャンスと言えます。またこれに合わせ、図書館でも多言語多文化コーナーを充実させて、生徒の興味関心をサポートしています。
次回は、明日2月16日(火)に、一番多くの生徒が興味を示した「中国語」の講座が始まります。