2月18日(木)、放課後多言語多文化講座「スペイン語」「プログラミング言語」「ポルトガル語」が、次いで20日(土)には「日本語日本文化」が開講されました。これで、すでに開講している4言語と合わせ、8言語文化講座がそろいました!
多くの受講者を集めた「スペイン語講座」では、基本的なスペイン語の音や、CMなどで聞いたことのあるスペイン語を、先生が冗談を交えながら面白おかしく解説してくださいました。
「ポルトガル語講座」も、ブラジルに留学経験のある先生が、現地事情とそれにまつわるポルトガル語を、実際の写真を見せながら解説してくださいました。
「プログラミング言語講座」はビジュアルプログラムの初歩と、プログラミング的思考について、ほんのさわりではありますが紹介し、充実の時間となりました。
さらに「日本語日本文化」では、平安時代から伝わる「香道」にチャレンジ! 実際のお香をたいた会場では、廊下まで漂う上品な香りに誘われて、「なんだなんだ」と受講していない生徒まで会場をのぞき込む姿が見られました。
この期間に合わせ、図書館でも多言語・多文化コーナーと、プログラミング言語コーナーを開設!講座で興味を持った生徒は、図書館でさらに先まで勉強できますし、図書館で予備知識を蓄えてから講座に出席、も可能です。
放課後多言語多文化講座が始まってから、廊下で先生とすれ違う時、Hola!とかBonjour!とか、いろんな言葉であいさつが交わされているのが耳に飛び込んできます。生徒の受容性の高さにびっくりするとともに、多文化は意外と身近なものなのかも、と思える出来事でした。
たとえほんの少しであっても、多言語を通して見える新たな気づきは、本当に将来にわたって意味のあるものになるはずです。多様な価値観を尊重し合える世界を、少しでも校内に持ち込めたのではないかと思います。
3月に入って試験期間を迎え、今年度の放課後多言語多文化講座は終了となりましたが、来年度はさらに充実の体制を整えての再スタートとしたいと思います。
ますます拡充する森村学園の多言語多文化教育に、ご期待ください!