本校では、楽しみながら多言語・多文化・探究学習のきっかけとなるように、それぞれの月に記念日や祝祭日を抱える地域を割り当て、校内が多様性に富んだ空間となるよう、雰囲気を盛り上げています。
1月は「アフリカ月間」。
アフリカ料理と言えばモロッコのクスクスやタジン鍋が有名ですが、一体どんな料理なんでしょう。
多文化ごはんも未知の領域に突入です！
今回の多文化ごはんは中央アフリカ西海岸、ガボン共和国の料理「チキンムアンバ」です。
これは「チキンとナッツのトマトシチュー」のことで、CNNが選ぶ世界の美食50選で堂々トップ10入りしたツワモノです。
まず器を開いた段階でよだれが出るくらいのいい香り！
味わいも、トマトのさわやかな酸味とコクがしっかりしていて、ちょっと掘り進むと柔らかな鶏肉がゴロゴロ出てきます。
彩りを加えてくれるオクラが味わいにも絶妙のリズムを加えてくれて、まったく味に飽きが来ません。
東欧月間で食べたビーフストロガノフを、トマトでさわやかにした感じ、と言えば近いかもしれません。
気が付いたらあっという間に完食していました！
恐るべし世界の美食トップ10！
デザートは「マンダジ」。
これは一般的にはケニアのドーナツという言い方をしますが、見た目はふんわりこんがり、きつね色のパンのような感じ。
一口かじるともっちりとした食感に、表面にかかったシナモンシュガーが控えめながら程よい甘さを加えてくれます。
キメの細かいふんわり揚げパンを想像すると、結構いい線行ってます。
思いのほか食べ応えがあり、これは結構お腹にたまりました！
生徒の反応もとてもよく、「辛いのかと思ってドキドキしたけど、あまりのおいしさに驚きました！」とか「すごく美味しかったんだけど、見た目よりも量があって、マンダジの二つ目が食べきれませんでした…」なんていう感想が寄せられました。

世の中、まだまだ知らないことがいっぱいあるんですね。
「多文化月間」の特別メニューは、毎月カフェテリアの栄養士さんが趣向を凝らしてアレンジしてくれています。
4月のオセアニア月間から9回に渡って特別メニューが提供されてきましたが、毎月楽しみにしてくれている生徒もいて嬉しいです。
来月は南米月間。南米料理もなかなかイメージしにくいですが、豆料理を中心に美味しいものがいっぱいの地域です。
どんなメニューかワクワクですね。
アフリカ月間に続き、日本中で森村学園でしか食べられない幻のメニューです！
どうぞお楽しみに！