国際交流・多言語教育センターです。
本校では、これまでも海外から留学生を受け入れ、多様性ある学校づくりと生徒の中の多様性づくりに努めていますが、ここ数年はコロナ禍の影響を受け、留学生の受入もストップしたままでした。そして2年間のブランクを経て、月曜日、ようやく留学生が登校しました!
今回の留学生はカナダのアルバータ州カルガリー近郊からやってきました。本当は2年前に本校に来ることが決まっていたのですが、コロナによる中断の間も、日本と本校への思いを切らさず、晴れて留学開始となりました! そこで、留学生の到着を歓迎し、本校中高正面玄関にはカナダ国旗が掲げられました。
ホストファザーからの情報によると、来日当初、本人は電車の本数の多さと乗っている人の多さ、街の大きさや賑わいなどにとてもびっくりしていたようですが、実はひそかに2回練習で登校した甲斐もあり、朝は無事に一人で学校に来ることができました。
登校初日の朝、まずは職員室で先生方に向けて日本語でスピーチを行いました。そのあと教室に上がり、クラスメイトと緊張の対面を果たしました。制服姿もばっちり板についていて、もうずいぶん長い事本校の生徒だったような風格さえ漂っていますが、内心はがちがちに緊張していたようです。
この留学中、2年間温め続けた日本への思いを勉強等への取り組みにこめて、充実した時間にしてほしいと願っています。またそうして頑張る姿が、他の生徒の何かの気づきに繋がってくれたら、さらに素敵ですね。
森村学園へようこそ!
この写真は、その後クラブ活動で華道部に参加した初日、留学生が初めて生けた芍薬です。うぅむ…なかなかのセンス…。