こんにちは、国際交流・多言語教育センターです!
当センターでは、森村学園の日常を多様性に満ちたものにするため、「多文化月間」や「多文化ごはん」「放課後多言語・多文化講座」などを企画していますが、生徒のみなさんの将来に大きな影響力を持つ、「留学」や「海外進学」などについても担当しています。
この夏を通じていくつかの大学との連携協定が結ばれていますので、今回はそれをまとめてお知らせします!
まず初めはマレーシアのTaylor’s Universityとの指定校推薦を伴う連携協定。マレーシアは成長著しい、エネルギーに満ち溢れた国で、Taylor’s Universityはビジネスや経営、経済などに強い名門大学です。特筆すべきなのは、Taylor’s Universityをはじめ、マレーシアの大学はその多くでDouble Degreeを行っていることです。Taylor’s を卒業すると同時に、英・仏・豪の大学の学位も取得できるなど、実はとってもグローバルなプログラムです。円安が進む中、物価面でも比較的安価に留学を実現できる、大変魅力的なプログラムです。
Taylor‘s University WEB Site Study (taylors.edu.my)
続いては、専修大学の国際コミュニケーション学部日本語学科との連携。専修大学はその創立の歴史に、本学園創立者の市左衛門先生と弟の豊先生が深く関わっています。専修大学日本語学科は、日本語教師を目指すコースがあるため、本校で学ぶ留学生の日本語学習支援を実地研修としてお願いし、専修大学には森村学園の言語教育の実践を見学する機会を提供する、という互恵関係です。森村学園を、留学生にとって「学びやすい学校」にし、留学をしない森村生にとっても、世界を身近にする試みと言えます。専修大学との今後の関係の発展が楽しみです。
※専修大学ウェブサイトに掲載された連携覚書締結の様子はこちら 日本語学科が森村学園国際交流・多言語教育センターと覚書を締結 | 専修大学 (senshu-u.ac.jp)
3つ目は、オーストラリアの名門8大学のひとつ、ニューサウスウェールズ大学(UNSW)のファウンデーションコースとの連携協定。UNSWのファウンデーションコースは、シドニー、キャンベラと京都にキャンパスがあるのですが、その京都キャンパスとのパートナーシップ協定で、なんと学費の減免がその目玉です。円安の影響もあり、海外大学はその学費の高さだけでなく、渡航費や生活費等「お金がかかる」イメージがぬぐえません。1年を為替やパンデミックなどの影響を受けにくい国内で済ませ、実力を付けてからシドニーに渡るという、新しい海外進学の形と言えます。
UNSW WEB Site Study in Australia | UNSW Sydney
このほかにも国内外の多くの大学と国多センターの間で、現在連携協定やパートナーシップ協定の話を進めています。国境が開き、人の移動が再開しつつあるこの時期、森村学園と国際交流・多言語教育センターの今後の展開を、どうぞお楽しみに!