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グローバル教育

2023.02.26 グローバル教育

多文化ごはん2月「シンガポール・チキンライス」!

こんにちは、国際交流・多言語教育センターです!
森村学園名物、月替わりイベントの「多文化月間」を彩る「多文化ごはん」ですが、いよいよ今年度最後になりました。「東アジア・東南アジア月間」の今月は「シンガポール・チキンライス」です。これは結構有名な料理ですが、皆さんは食べたことがありますか? 今回もカフェテリアでいただく作り立てスタイルです。

「シンガポール・チキンライス」は、「海南チキンライス」とも言い、元々は中国・海南島のソウルフード。海南島からシンガポールに移住した人々が広め、今では「ラクサ」「バクテー」と並んで、シンガポールと言えば…というくらいの名物料理になっています。

 
「チキンライス」と聞くと、オムライスの中に入っている、ケチャップ味のアレを思い浮かべる人が多いと思いますが、シンガポール版はちょっと違うんです。チキンスープで炊いたほんのり出汁が香るご飯の上に、つるっとした蒸し鶏が載せられています。今回は醤油ベースのソースとスイートチリソースの2種類のソースでいただきます。横に添えられているのは、本場ではパクチーですが、森村バージョンは水菜のサラダです。一緒の卵スープ(二日目はもやしスープでした!)もうれしいですね!
 
 
 
まずは醤油ソースをチキンとサラダにかけていただきます。柔らかいのにしっかりとした食感のチキンと、ふんわり出汁の風味香るごはんに、醤油ソースのパンチがたまりません! チキンとライスを交互に口に運ぶと、気分はもうシンガポール! 水菜のサラダもさわやかさを添えてくれて、良いアクセントです。

ちょっとご飯でのどが詰まったら、やさしい味わいの卵(もやし)スープをどうぞ! ぱくぱく食べ進めて行くとちょっと味変したくなりますが、そんなときにはスイートチリソースのピリッとやさしい刺激の出番です! それに刺激と言えば、ライスの上に振りかけられたブラックペッパーが絶妙な香りで、全体を引き締めてくれています。

生徒たちはもちろんのこと、先生方にも好評で、「ソースが二つあるんですね! カフェテリアでこんな本格的なチキンライスとは…驚いた…」とか「思った以上に本格的で、アジアの風を感じた!」とか、絶賛と感嘆の声が。森村学園の多文化ごはんは、考えてみれば一般的な学校のカフェテリアで食べられるレベルを軽く超えたものばかりですね!

 
この多文化ごはんは、国際交流・多言語教育センターの「○○月間」に合わせ、毎回毎回カフェテリアの栄養士さんがあれやこれやと色々考えて作ってくださっています。もちろん栄養価からアレルギー表示、原材料の仕入れの問題まで、本当に考えることは多いんです。

今年度もたくさんの多文化ごはんを通して世界を巡ってきましたが、それも今回でおしまいです。次回の多文化ごはんは来年度4月。来年度もどうぞお楽しみに!