こんにちは、国際交流・多言語教育センターです!
森村学園の国際交流は、海外に出かけるだけでなく、日常を国際的にするという発想で活動しています。国際交流は国境の先にあるものではなく、私たちの日常そのものだからです。
森村学園の国際交流は、海外に出かけるだけでなく、日常を国際的にするという発想で活動しています。国際交流は国境の先にあるものではなく、私たちの日常そのものだからです。
今回は内閣府からお声がけいただき、横浜港に入港中の「世界青年の船」の皆さんが本校を訪ねて下さることになりました。「世界青年の船」もコロナ禍のためリアルでの開催は久々とのことで、再開後すぐの訪問地に選んでいただけたのは大変光栄です!
▷「世界青年の船」内閣府HP 「世界青年の船」事業:青年国際交流 – 内閣府 (cao.go.jp)
▷「世界青年の船」日本青年国際交流機構HP 世界青年の船 – 内閣府国際交流事業 | IYEO – 日本青年国際交流機構(IYEO)
2月16日の来校前日、ご一行が秋篠宮佳子内親王殿下と面会した様子がニュースで報じられたため、生徒や先生方も「昨日ニュースに出ていた方々ですね!」と興奮気味。オーストラリア・バーレーン・ブラジル・カナダ・メキシコ・オマーン・ペルー・ポーランド・南アフリカ・スウェーデン・日本と、世界各地から17名の青年が来校しました。
ご一行は本校に到着すると、早速ホールでマックスウェル校長先生から歓迎のスピーチを受け、質疑応答を通して、日本の学校教育の概略に触れました。
ご一行は本校に到着すると、早速ホールでマックスウェル校長先生から歓迎のスピーチを受け、質疑応答を通して、日本の学校教育の概略に触れました。
その後は校内を見学。ちょうど6時間目が終わり終礼・掃除というタイミングで、廊下ですれ違ったたくさんの生徒たちが外国青年たちに挨拶したり会話をしたりする様子が見られました。先方のスタッフも、こんなに自然に受け入れてもらえるなんて!と、本校の生徒のオープンさにびっくりしていました。
外国青年たちは、木製の大きな世界地図が貼られた壁の前でそれぞれの出身国を指さし生徒やほかの参加者に熱心に説明したり、ガレリアを飾る母国の国旗を大変喜んで熱心に写真を撮ったりしていました。中には感動した様子で国旗を見上げる青年の姿も。そうなんです。外国で見る母国の国旗って、なぜかものすごくジーンとくるんです!
その後はいよいよ、本校自慢の部活動や選択科目の体験。今回名乗りを上げてくれたのは「空手道部」「茶道部」「書道選択」です。どの活動も部員や生徒の皆さん、担当の先生方、指導員の方のおもてなしの心が溢れる、趣向を凝らしたものばかりでした。
空手道では礼や型をみっちり習ったあと板割り(!)に挑戦しました。茶道では茶の湯の心をしっかり学んだあと、作法に則ってお茶とお菓子を頂きました。書道では筆の持ち方から学び、半紙に自分の名前などを書いた後、色紙に魂を込めて「牛」「正義」「山」など好きな字を書いてお土産に。
空手道では礼や型をみっちり習ったあと板割り(!)に挑戦しました。茶道では茶の湯の心をしっかり学んだあと、作法に則ってお茶とお菓子を頂きました。書道では筆の持ち方から学び、半紙に自分の名前などを書いた後、色紙に魂を込めて「牛」「正義」「山」など好きな字を書いてお土産に。
本校生徒とたっぷりコミュニケーションを取りながら、充実の時間を楽しみました。
特に茶道の体験では、初めての正座ということで、先生の勧めで誰かが足を崩そうとすると参加者同士でブーイングが! 「せっかくこんなに素晴らしい機会なんだから、全部本式で体験しなくちゃ!」と、張り切ってずっと正座していたとか。
それぞれに分かれて活動した青年たちは、活動後に合流すると、どれだけ楽しかったかを興奮した様子で口々に自慢し合っていました。
特に茶道の体験では、初めての正座ということで、先生の勧めで誰かが足を崩そうとすると参加者同士でブーイングが! 「せっかくこんなに素晴らしい機会なんだから、全部本式で体験しなくちゃ!」と、張り切ってずっと正座していたとか。
それぞれに分かれて活動した青年たちは、活動後に合流すると、どれだけ楽しかったかを興奮した様子で口々に自慢し合っていました。
そもそも今回は「持続可能で強靭な国土と質の高いインフラの整備」という難しいテーマに沿って見聞を広め、考えを深めることが目的だそうで、本校でも最後に「社会インフラとしての教育とその持続的な質の向上について」という観点から、海外青年たちにディスカッションの宿題が出されました。本校で生徒と一緒に体験したことが、彼らや彼らの母国の今後に活かされたならステキですね。
後日頂いたメールでは、帰りのバスの中でも本校で体験したことやその意味について早速熱心な議論が繰り広げられたことや、体験したことを彼らが何度もお互いに自慢し合っていたことなどをご報告いただきました。また内閣府の担当官の方からも、「様々な活動の中、森村学園の対応はとりわけ素晴らしく、正直感動した。また機会があったら協力してほしい」とコメントをいただきました。
本校の生徒たちや先生方からは「ぜひまた来てほしい」「できれば毎年受け入れしたいですね」という声も上がり、大きな手ごたえのある一日となりました。
本校の生徒たちや先生方からは「ぜひまた来てほしい」「できれば毎年受け入れしたいですね」という声も上がり、大きな手ごたえのある一日となりました。
「世界青年の船」のみなさま、ご来校ありがとうございました! また会える日を楽しみにしています! Bon voyage!