こんにちは。国際交流・多言語教育センターです！
新年度のスタートに合わせ、今年度も森村に留学生が来ました！

昨年度はカナダからの留学生が本校で充実した時間を過ごし無事に帰国していきましたが、本年度はコスタリカ共和国から留学生を受け入れました。
留学生の初登校に合わせ、本校高等部正面玄関には日本とコスタリカの国旗が掲揚され、留学生をお出迎えしました。新クラス発表の掲示に集まる生徒たちの頭上に、青空をバックにして、日の丸と青・白・赤のコスタリカ国旗が翻りました。きれいな色味の国旗ですね！

コスタリカは中米の国で、周辺にはパナマやエルサルバドル、ニカラグアなどの国々があります。皆さんにはなかなかなじみのない国のように思うかもしれませんが、前回のサッカーW杯グループリーグで、唯一日本に勝った国として覚えているかもしれませんね。ほかにも、コスタリカに関しては、興味深いことがたくさんあります。今年一年をかけて、理解を深めていきたいですね。公用語はスペイン語ですが、留学生は英語・ポルトガル語・フランス語等複数の言語を操るそうで、本校生徒にとっても大きな刺激になることは間違いありません。

初日、留学生は登校するとまず、先生方の朝の打ち合わせの冒頭で、スペイン語としっかりとした日本語であいさつをしてくれました。先生方から歓迎の大きな拍手を受け、他の生徒と同じように、新しい自分の教室に上がっていきました。
クラスでは早速周りの生徒たちが積極的にコミュニケーションを取りに行っている姿が見られ、留学生も少しほっとしたのではないでしょうか。着慣れない詰襟の制服に身を包み、始業式、クラス写真撮影など、日本の学校生活初日をこなしました。

彼にとっては、私たちが思っている以上に、驚くことや戸惑うことの多かった一日だったに違いありませんが、そうした体験を通して成長してほしいですし、同時に私たちの日常も、新たな視点から異化してほしいと考えています。
この一年が、留学生と、彼を取り巻くすべての人たちにとって有意義なものとなりますように！