こんにちは。国際交流・多言語教育センターです！

森村学園の「多文化月間」は、楽しみながら多言語多文化探究学習のきっかけとなるように、それぞれの月に記念日や祝祭日を抱える地域を割り当て、校内を盛り上げているものです。７月は「西欧月間」です。

西欧とは西ヨーロッパのこと。フランス、ドイツ、イギリスなど、一般的に有名どころが多く、見たことのある国旗もたくさん。その意味で知った気になってしまいがちな地域ですが、よくよく勉強してみると、とても奥が深いのは他の地域と変わりません。７月と言えばアメリカ合衆国の独立記念日が有名ですが、大西洋を隔てたヨーロッパでも、実は７月は重要な月なのです。そう、７月の西欧と言えば、７月１４日の「パリ祭」が有名ですね。

フランスと言えば、最近は別の意味でもニュースで目にすることが多いですね。楽しい話題だと、９月に始まるラグビーW杯や現在進行形の世界的自転車レース・ツールドフランスがありますが、同時にフランス全土で大変な騒ぎになっている暴動もまた、フランス社会の様々な課題を示しているように思います。

ひとことでその良し悪しについて論じるのは不可能ですが、まさに現代的な課題が凝縮された出来事ですし、何が課題でなぜそのようなことになっているのか、ぜひ学んでみてくださいね。

いつものようにこの多文化月間に合わせ、ガレリアの国旗も西ヨーロッパの国や地域のものに変わりました。見慣れたものばかりかと思いきや、ん？　どこだこれは？　という旗も…。国多センターからの今月の挑戦状、ぜひチャレンジしてみてください！

７月はまだ梅雨も明けず、夏に向かう空気感の中、試験後は夏休みに向かって気持ちも一気に加速する時期です。森村名物の多文化ごはんはお休みですが、夏休み中は少し変わった国旗の掲揚を企画しています！　８月下旬のオープンスクールでは、その国旗を使った講座もありますので、どうぞお楽しみに！　みなさま、ステキな夏をお迎えください！