こんにちは。国際交流・多言語教育センターです！
今回は、なんと中米エルサルバドルの高校生とのオンライン対話を実施しました。現地で草の根技術協力事業を展開する和田さんの協力の下、コンチャグア市のマリオ・ゴメス高校とロス・パトス高校の生徒13名とオンラインで国際交流をしました。時差の関係で始業前の朝（エルサルバドルは夕方）に実施しましたが、本校からは国際交流に関心がある、熱心な生徒たち10名が参加しました。
前半は、普段多言語講座でスペイン語を学んでいる生徒が、勇気を出してスペイン語で自己紹介や質問をしました。生徒たちは、これまで練習してきたスペイン語がエルサルバドルの高校生たちに伝わったことをとても喜んでいました。
後半は、エルサルバドルの高校生たちが地域開発について学んでいるということで、それをテーマに意見交換をしました。彼らは、学校の近くの浜辺や道路を清掃したり、お祭りなどの地域行事に出演したり、自分の住む地域に貢献する活動を紹介してくれ、とても刺激になりました。
今回参加した生徒たちからは、
「エルサルバドルは浜辺がとても美しいと教えていただき、ぜひ自分の目で見てみたいと思いました。」
「エルサルバドルという、日本から遠く離れた国に住む同世代の方々とリアルタイムで交流できた事は、とても不思議で大切な体験になりました。」
「また機会があれば、今度はもっと深く、地域開発についてのお話ができたらと思います。」
などの感想が寄せられました。
エルサルバドルという日本ではあまり馴染みのない国の高校生と会話することで参加した生徒の視野も随分広がった様子でした。ニュースや教科書でもあまり目にすることがないような国にも、自分と同年代の子たちが、自分と同じように生活していることを知ることで、世界をより身近に感じることができたと思います。