本校教員が今夏に訪問したシンガポールの名門大学Nanyang Technology Universityからオンライン説明会の招待状が届きました。そこで、希望者の生徒と共に、国際交流・多言語教育センターの教員がオンライン説明会に参加してきました。こちらでその一部を紹介します。
Nanyang Technology University(南洋理工大学)は、理工大学という名がついているものの、エンジニアリング・医学・科学・ビジネス・人文科学・芸術・社会科学などの学部を備える総合大学です。QS社の世界大学ランキングでは2024年に世界26位、アジア4位に位置しています(東大は世界28位、アジア6位)。1991年に設立され、建物は全て新しく最近建築された校舎も多くありました。シンガポールで2番目に大きな大学で、学部生と院生を合わせて約3万人が在籍しています。シンガポールだけでなく、アジアを中心に世界各国から学生が入学し、非常に多様性に富んだキャンパスとなっています。学生寮も数が豊富で、学生同士のコミュニティー活動も活発、自然とグローバルな人間関係が構築できる環境になっています。
授業は全て英語で行われ、議論やディベートが活発にされているようで、英語力や英会話力、そして論理的思考力は必須スキルといえるでしょう。入学に際しては学部にもよりますが、IELTS6.0~、TOEFL iBT92~のレベルの生徒を受け入れており、他のシンガポール大学やアメリカなどの名門大学と比べると求められる英語力はやや低めです。
欧米の大学進学が距離的・金銭的・学力的ハードルが高いと感じる人は、シンガポールの大学を視野に入れてみるのも良いかもしれません。