国際交流・多言語教育センターの取り組みとして、お昼休みの時間にモンゴル講座を開講いたしました。

今年の夏にモンゴルで教員研修旅行に参加してきた社会科教員と、２０年前にモンゴルでの国際ボランティア・ワークキャンプに参加した英語科教員が、それぞれ語りました。 
　　　

モンゴルはロシアと中国に挟まれているため、その２つの大国の影響を色濃く受けながらも、騎馬民族の暮らしをベースとした独自の文化と歴史を築いてきた非常に興味深い国です。 

教員が現地で撮影してきた写真を紹介しながら、モンゴルの歴史や文化、伝統的な民族衣装、首都であるウランバートルの都市事情、草原でのゲル暮らし、馬や牛との生活などについて話しました。

詳しくは、ロシア語と同様のキリル文字が表示に使われた建物や、草原のイメージからは程遠い近代的な高層ビル、遊牧民の生活がベースとなっているからこそ生じる都市部の建築問題、大草原でのゲル暮らしの知恵、素敵なデザインの家具、小さな子どもの頃から馬に乗る生活など多岐に渡るモンゴルの暮らしや文化について紹介しました。そして、最後には日本語にはない不思議な発音をするモンゴル語のあいさつを紹介して講座を終えました。 

30名程の生徒と教員が参加し、モンゴルに思いを馳せる素敵な時間となりました。