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グローバル教育

2025.02.06 グローバル教育

スピーチ・レシテーションコンテスト

2学期終業式の前に、英語科主催のスピーチ・レシテーションコンテストが行われました。このコンテストは中等部1年から高等部2年の各学年代表の生徒が日頃の英語学習の成果を披露し、学年を超えてその表現力を競うものです。全員参加のクラスラウンドで選ばれた生徒たちが学年ラウンドに進み、その優勝者が学年代表として登壇しました。

高等部2年の生徒2名による英語での軽快な司会でコンテストは幕を開けました。

まず初めは中等部1・2年の代表生徒によるレシテーション(朗唱)です。

中等部1年の生徒が披露したのはアメリカの作家・詩人であるシェル・シルヴァスタインによる “No Difference”という詩です。「電気を消してしまえば、人はみな同じである」という、世の中に依然として残る、見た目や人種による差別をなくしていこうというメッセージを、1年生とは思えない堂々とした表現で伝えてくれました。 

続いて登壇した中等部2年の生徒は世界的に有名な韓国のアイドルグループ、BTSのメンバーであるキム・ナムジュンが国連総会で行ったスピーチの一節を披露しました。

自信にあふれた表情で全校生徒を見渡しながら語る様子は、スピーチの「自分を愛そう」というメッセージに説得力を与えていました。

 

中等部3年から高等部2年までの生徒は、自分のことばで想いを伝える、オリジナルのスピーチを行います。

中等部3年の生徒は、「どのような相手にも敬意をもって接することの大切さ」を、高等部1年の生徒は、「言語は壁ではなく最高の武器であること」、高等部2年の生徒は、「うまく言語化できない想いを無理にことばに当てはめようとしなくてもよいこと」を、それぞれの表現で語ってくれました。

 

どのメッセージも中高生の彼らの等身大の経験に基づいており、聞いている生徒たちも共感できる内容だったのではないかと思います。 

2021年度に始まったこのコンテストも今年度で4年目となり、年々レベルも上がっています。生徒たちには英語で自分の想いを表現することの楽しさを実感しながら、日々の英語学習に励んでくれることを願っています。