5月13日、高等部1年生が行っている探究活動の一環として、卒業生の川内美月さんにSDGsについて講演をしていただきました。

　川内さんは森村学園中高等部を卒業後、横浜市立大学国際総合科学部経営科学系経済学コースに入学し、在学中は横浜観光親善大使として活躍するなど精力的に活動し、昨年にはミス日本2021ファイナリストにも選出されました。ミス日本を目指したきっかけは、横浜観光親善大使として活躍していることを本校教員に報告したところ「横浜で満足するなよ。」と冗談交じりに言われたことがきっかけだったとか…。様々なことから感化され、前向きに取り組んでいく姿は学生時代から変わらない、彼女の良さです。現在は、横浜市立大学大学院国際マネジメント研究科に 在籍しながら、脱炭素型社会を目指す若者チーム「チーム Zero Youth 横浜」の代表を務めるなど、SDGsや地域愛によるESD(持続可能な開発のための教育)をテーマに活動の幅を広げています。

　講演ではそもそもSDGsとは何か、17の目標をどのようにとらえるべきかなど、SDGsを自分事として考える第1歩目として大切なことを在校生に伝えてくれました。また今日からできるアクションとして、エシカル（倫理的）消費や地産地消を挙げ、具体例を教えてくれました。教室に戻った在校生たちからは「私のしていたことは実はSDGsと結びつきがあった！」「一つのアクションにつき一つの目標と思っていたが、複数の目標が関連していることもあり、目標一つ一つが独立しているわけではないという事に気付いた」などの声が上がり、様々な気付きがあったようです。社会で起きていることを自分事としてとらえ、グローバルな社会を生き抜く土台づくりのきっかけになればと思います。一方、昨年度から引き続きSDGsに取り組んでいる高等部2年生は、最近職員室の外壁にグリーンカーテンを作ろうと動いている様子です。そちらの方も今度取材に行こうと思います！！