7月19日終業式の午後、夏休みを前に訓練用人形とAEDを使って救命救急法の実技講習会を実施しました。講師に国士舘大学防災・救命救助総合研究所の月ヶ瀬先生をお招きし、総勢約80名でのなごやかで充実した研修となりました。
この実技講習の前に1時間あまりのオンデマンド講習を各自で視聴し、心肺蘇生の基礎的な知識を学んでいます。
そして臨んだ実技講習ではその復習をしつつ、一人ずつが実施した心臓マッサージの正確さをパーセンテージで表したものが実習直後に40人分一斉にスクリーンに映し出される等、実習ならではの工夫と臨場感ある内容に思わず歓声が。
実習前と実習後の比較で技術の向上もわかって励みになり、時に笑いもおきながら楽しく学んだ時間は、いざという時に対応するための自信につながったと思います。一人では対応が厳しい場面でも、知識と技術を共有した仲間が近くにいることでとても心強いということも実感できました。
普段は教える立場の教職員ですが、「仲間とともに学ぶ」ことの意義も感じられた講習でした。