始業式、模試を終え、昨日より授業が再開されました。本校では9月11日まで登校生徒数を三分の一に減らし学年ごとに分散登校を行いながら、登校をしない日はオンライン授業を実施します。
今回は高等部1年生の保健のオンライン授業を取材してきました。
生徒はMicrosoft teamsの会議機能を使い、オンライン会議室に入ります。教員はPowerPointのスライドを画面共有し、解説をしていきます。さらにMicrosoft formsのアンケート機能を使い、授業中に出されるクイズを解いていきます。マイク・チャット・スタンプ・ボディランゲージを駆使しながら生徒とコミュニケーションを取っていました。
本日の内容は「東京オリンピックを振り返る」。1学期に学んだオリンピックの意義や国際理解という観点から、今回の東京オリンピックを振り返ります。授業で学んだことが実際の大会ではどのように適応されていたのか、学びと実生活をつなげていきます。
オンライン授業を終え、感想などをアンケートで集めていました。次回の授業の改善に生かすそうです。生徒は楽しそうにしていましたが、アンケート結果の方はどうだったでしょうか?
オンライン授業と対面授業の理解度の違いはありましたか?(33名解答)
・オンラインも対面もどちらも理解度は低い…0
・オンラインよりも対面の方が理解度は増す…6
・対面よりもオンラインの方が理解度は増す…1
・オンラインも対面もどちらも理解度は高い…26
オンライン授業が続くとしたら、今回の授業は学習機会の担保になりうるでしょうか?(33名解答)
・オンラインが続いても大丈夫…32
・対面でないと無理…1
本日の授業の感想では「オンライン授業で集中するためにはいつも以上に自分をコントロールする必要がある」といった声や、「フォームスを使ってのクイズなど楽しみながら知識が深まった」など前向きな声が多く聞かれました。
アンケート結果を見ると滑り出しはうまくいったようです。ポイントは双方向にあると感じました。
コロナ禍での教育を充実させたものにしていけるよう、これからも生徒と一緒に工夫をしながら、教員一同頑張っていきます。