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最近の森村

2021.10.01 最近の森村

審判員として参加!【東京オリンピック・パラリンピック報告】

7月末から9月にかけて開催された「東京オリンピック・パラリンピック」において、保健体育科の中野賢一先生が陸上競技の審判員として参加しました。
中野先生は本校陸上競技部の顧問であり、神奈川陸上競技協会の審判部長も務めていますが、オリンピック・パラリンピックに向けては数年をかけて試験や研修を受け、新たにNTO(National technical Official)の資格を取得されました。選手でも観客でもなく、審判として「東京オリンピック・パラリンピック」に参加した中野先生に今回の貴重な経験について聞きました。

 

世界中が注目するビッグイベント。その競技会に審判員として参加してまいりました。4年前に神奈川陸上競技協会から推薦していただき、研修や筆記試験を経てNTO(National Technical Official)の資格を取得しました。その後は全日本中学生大会や関東パラ陸上などに派遣させていただき、実務経験を積み、大会本番を迎えました。

私の担当した部署は「マーシャル」という係で、端的に言えば競技エリアにおける人員を掌握することが担当の業務です。例えばフライングや途中リタイアした選手、ウィニングランをした選手を退場口に誘導したり、競技エリアに入ることの許されないコーチや報道関係者に退場を促したりなどしました。最も苦労したことはやはり英語でコミュニケーションを取ることです。しかし、拙い英語でも選手から感謝の言葉をもらうことがあり、その点では喜びを感じるとともに励みにもなりました。また、何よりトップアスリートの力強い姿とその競技を間近に見ることができ、大きな感動を得ることができたのは言うまでもありません。とくに印象に残ったのは、明るく競技を楽しむパラリンピアンたちの姿です。

参加に当たっては校長先生をはじめ多くの先生方に快く送り出していただきました。光栄な機会を与えていただき、心より感謝しております。