「スピーチのタイトルは「I(私)」。野口さんは今回のスピーチで、かつて経験した苦難を乗り越え、自分自身と向き合い、内なる新しい自分と出会う成長の物語を、等身大の描写と共に書き上げました。自分が自分らしくあることの大切さを説いた、聴く人の心を揺さぶるスピーチを見事に披露しました。今回は、コロナ禍で登校日数や練習時間が限られる中、7月下旬の私学予選への音源提出から10月2日の神奈川県大会まで何度もトレーニングを重ねて、スピーチを磨いてきました。その発音や表現力はこの3か月間で別人と思えるくらい、劇的な成長を見せました。県大会は録画DVDによる審査でしたが、そのスピーチの迫力と高い表現技術は審査員に届き、準優勝という輝かしい成績を収めることができました。今後、関東大会とその先の全国大会が11月に開催されますが、更なる飛躍を学校関係者一同、願っています。」