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最近の森村

2022.03.20 最近の森村

高等部卒業式が実施されました

本日、高等部の卒業式が挙行され、104期生174名が森村学園を卒業しました。
天候に恵まれた中、晴れやかな表情で登校した生徒たちが向かったいつもの玄関では、それぞれの靴箱に学校生活の思い出の写真が貼られていました。高等部3年生の有志の生徒たちから同級生へのサプライズです。
昨年度同様、下級生の参加制限や保護者の列席を1名までとすることにご協力いただき、感染症対策に努めながら卒業式が始まりました。

校長先生からの式辞では、高等部3年生が後輩に向けたメッセージを取り上げながら、お祝いと激励の言葉を贈りました。詳しくは、HPのこちらの記事をご覧ください。「難無き人生は無難な人生、難有る人生は有難い人生」

在校生代表による送辞では先輩との思い出を振り返りながら感謝の気持ちが述べられました。「休校や分散登校が続いた中でも、その時その時に全力を尽くしていた先輩方に影響を受けて自分も頑張ることができた。」という言葉は、学校生活に制限がある中でも様々な工夫を凝らし、最上級生としての前向きな姿勢を見せ続けた104期生を現すものでした。

続いて、卒業生代表の答辞では自分たちを支え続けてくれた教員・保護者、そして同級生への感謝を何度も述べていたことが印象的でした。また、合唱コンクール、ニュージーランド修学旅行、球技祭、体育祭、文化祭などを挙げながら様々な経験が自分たちを成長させてきたことについても語りました。後半ではステージ上で振り返り、教員、保護者、同級生へ直接気持ちを伝えるシーンもあり、”感謝の気持ちを示したい”という想いに溢れた答辞でした。

本来この答辞をもって式は終了でしたが、ここで高等部3年生から保護者・教員へサプライズがあり、動画と呼びかけによるメッセージが贈られました。

卒業式終了後には、卒業を祝う会が実施されました。

コロナ以前は盛大な謝恩会を開いていましたが、それが叶わない中で生徒と保護者の協力によって企画された会は、手作りの心温まるものとなりました。
会の中で生徒たちは同級生へ改めて感謝の気持ちを述べたり、担任の先生に花束を贈呈したり、中高6年間の思いを伝え合いました。最後には、有志の生徒が作成した動画とプロジェクションマッピングの演出もあり、温かい拍手に包まれながら卒業式・卒業を祝う会を無事終えることができました。
 

この卒業を祝う会は、企画の段階から有志の生徒たちが様々なシミュレーションを行い、今日という一日を教員・保護者・同級生に楽しんでもらうためにはどうすればよいか良く考えていていました。今年の高等部3年生は、高等部1・2年生と行事が中止となり、思うようにイベントを企画し実行することができずに悔しい思いをしてきたはずです。それでも今日の企画を成功させたのは、コロナ禍でもめげずに出来ることの中で工夫をし続けてきた生徒たちの成果だと思います。

改めて104期のみなさん、卒業おめでとうございます。

みなさんの今後を応援しています!