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最近の森村

2023.02.17 最近の森村

【管弦楽部活動報告】本場ウィーンから・・・

管弦楽部顧問より、活動報告をお届けします。
先日、管弦楽部にウィーンからお二人の演奏家をお迎えし、レッスンをしていただきました。
ご来校されたのはヴァイオリンのミヒャル・フダークさんとフルートの宮永佳代子さんご夫妻です。お二人ともそれぞれウィーンロイヤルオーケストラのコンサートマスターとフルート奏者で、コンサートマスターであるフダークさんは年間おおよそ300回の公演をこなされているそうです。現在、定期演奏会に向けてドヴォルザークの交響曲第8番を練習していることもあり、今回は第3楽章をメインに弦セクションとフルートパートで約1時間のレッスンをいただきました。私はフダークさんのご指示により指揮を振り、フダークさんが奏者として参加しながらのレッスン。チェコ生まれであるフダークさんのご指導はリズムに対する(鉄道マニアであった)作曲者の意図についても触れられながら、明確なイマジネーションの上に、表現に欠かせない奏法をはじめ、メロディー、フレーズの取り方など、きめ細やかなものでした。生徒たちもその指導にぐいぐいと引き込まれ(私自身もですが)レッスンが進むにつれ、みるみる音色が変わり、メリハリのある心地よい音楽を奏でられるようになっていきました。フルートパートも宮永さんより音の響かせ方や、音の処理について細かくご指導いただいたようで、大変有意義な時間となりました。