12月23日、美術部の希望者で展覧会見学に出かけました。今回のメインは国立新美術館で開催されている『大巻伸嗣 interface of being 真空のゆらぎ展』です。
大巻さんの作品を見るのは初めての部員たち。美術館の巨大な空間を生かした壮大なインスタレーションに驚きながらたっぷりと鑑賞をしました。今回は写真撮影が許可された展示であったため、作品をさまざまな角度から眺め自分なりのベストショットを目指して生徒たちは夢中で撮影をしていました。光、影、風といった私たちが普段から触れているものを用いて表現された作品は一見シンプルに見えてとても複雑な現象を目の前で繰り広げます。その様子に体が作品に溶け込むような不思議な感覚を覚えました。
その後、近くにある21_21DESIGN SIGHTに移動し『もじ イメージ Graphic展』も鑑賞しました。こちらはまた趣が異なり、1990年代以降のグラフィックデザインを紐解く展覧会として沢山の文字と様々なアプローチで展開されるデザインの数々が展示されており、興味深く鑑賞することができました。
美術部ではこれから3月にアートフォーラムあざみ野で行われる展覧会に向けて作品づくりを行っていきます。今回の経験も糧として自分たちの制作に励んで欲しいと思います。