高等部1年生の家庭基礎の授業では、生徒たちが主体的に生活を築いていくことを目指して、衣食住について、家族について、消費行動についてなど、日常生活を見つめ直しながらさまざまな分野について学んでいます。3学期には将来に備えた経済計画について考える取り組みのひとつとして、外資系金融機関で活躍されている松裏侑士氏をお招きし、金融教育の授業を行いました。
授業は「なぜ、今お金について学ぶ必要があるのか?」という問いかけからスタートしました。社会状況の変化を示すデータなどを参考に、生徒たちは自分の将来やライフプランを想像しながらその必要性について考えました。その後も、金融機関ごとのメリット・デメリットや、ニュースで話題の「NISA」についてなど、具体的な例やデータを取り上げながら、常に「未来の社会」「未来の自分」を具体的に想定して考える授業となりました。
これからどんな社会を生きていくのか100%想定はできませんが、生徒たちには、先を見据えた学びとして大切なことを家庭基礎の授業で考えていって欲しいと思います。