3月18日、高等部では「大学受験を語る会」を行いました。受験を終えたばかりの高3生が、自分たちの経験談を語り、高1高2の後輩へエールを送る会としてこの時期に毎年実施しています。
会は2部構成で行い、第1部は「秋入試編」。総合型選抜に挑戦をした3名が、一般入試とは異なる対策が必要な入試にどのような準備をして臨んだか、実際の入試でアピールした活動の内容や小論文対策などについてプレゼンテーション形式で具体的に伝えてくれました。
続く第2部は「冬入試編」として8名が登壇。こちらはパネルディスカッション形式で一般入試に向けた志望校選びや、受験期の過ごし方や勉強へのモチベーションの保ち方、苦手教科、得意教科への取り組み方など様々な事柄について成功談から失敗談まで後輩たちに向けてのメッセージを目一杯語ってくれました。
「あなたにとっての”受験”とは?」という最後の質問では、「ここまで頑張れる自分がいることに初めて気が付けた。」「恵まれた環境で過ごし、たくさんの人に支えてもらっていることを実感した。」「大学受験は人生においての通過点と捉えている。結果に関わらず、それにどのように向き合ったかが今後の自分にとってとても大切なことだった。」など、登壇者一人ひとりが受験という経験を通して、それを超えた価値を見出し、成長を遂げ自信に溢れた姿を見せてくれました。
明後日はいよいよ卒業式です。高3生が立派に旅立つ姿に、後輩たちもさらに勇気づけられることと思います。