去る1月28日（火）、横浜みなとみらいホール大ホールにて、第47回中等部合唱コンクールが開催されました。コロナ禍以降、初めて練習制約をなくし、放課後などの自由な時間を使って練習できるようになりました。

　コロナ以前は、中等部3年生が先頭に立ち、先輩から受け継がれてきた練習方法をもとに、自分たちの練習スタイルを確立していました。その様子は、中等部1年生、2年生にとって良い刺激となり、自然と練習を始めるのが恒例でした。しかし、コロナ禍でそのような流れが途絶え、生徒たちは練習方法のノウハウがないまま、中等部3年生は最上級生として後輩を牽引しなければならないというプレッシャーを抱えながらの練習だったと思います。

　しかし本番前になると、どのクラスも学年も真剣に練習に取り組む姿が見られ、本番では素晴らしい堂々とした合唱を披露し、多くの保護者の方々が生徒たちの歌声に温かいエールを送ってくださいました。

　中等部生にとってクラス一丸となり取り組む年度最後の行事「合唱コンクール」。事前練習から本番を終えるまで、生徒たちは様々なことを学び、大きく成長したことと思います。

　中等部の新たな合唱コンクールの伝統が始まった忘れられない一日となりました。