3月14日、中等部1年から高等部1年までの希望者を対象に、多摩川河川敷での化石発掘体験を行いました。当日は天気も良く、絶好の発掘日和となりました。
今回発掘を行った場所は、130万年前の泥岩の地層で、もとは海だった場所のため貝やサメの歯が出る地層です。運がいいとステラーカイギュウという大型海生哺乳類の化石も出る場所です。生徒たちは、ステラーカイギュウの骨やサメの歯を発掘するぞ!と意気込んで熱心に発掘していました。
結果としては、巻貝や二枚貝を掘り出すことができました。
実習では、化石の保管のために薄めたボンドを重ね塗りして強度を上げることなども指導しました。
生徒の感想
「地道に掘っていくことが大切で、あきらめてしまうと見つからないことが多いと思った。」
「サメの歯やステラーカイギュウの化石は見つからなかったけれど、貝の化石がたくさん出てきて楽しかった。帰った後も化石を丈夫にする作業が楽しめてすごくいい体験ができた。来年もまた参加したいです!」
「巻貝や貝の化石などいろいろなものが掘れてとても楽しかったです。化石を掘るという貴重な体験になりました。」