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最近の森村

2025.04.13 最近の森村

2025年度中等部および高等部入学式

4月7日、2025年度中等部および高等部の入学式を挙行いたしました。

中等部入学式では、第113期生となる204名の新入生が、新しい制服に身を包み、晴れやかな面持ちで式に臨みました。登校時間の30分前には、正門前に設置された大きな「入学式」の看板の前に長い列ができ、多くのご家族が笑顔で記念写真を撮る、心温まる光景が広がっていました。

式典の前には各教室にて、担任による自己紹介や、呼名時の返事の練習、息を合わせた美しい着席の練習など、入学式のリハーサルが行われました。緊張と期待の入り混じった表情を浮かべながら、生徒たちは式典会場へと向かいました。

式は新入生の入場から始まり、校歌斉唱に続いて新入生紹介が行われました。担任が一人ひとりの名前を呼び、新入生は返事をして起立するというのが慣例となっています。緊張しながらも力強く返事をする新入生の姿が、とても頼もしく感じられました。

岡校長の式辞では、中等部の3年間で大切にしてほしい3つのことが語られました。1つ目は「挨拶」。人との関係作りは挨拶から始まること、だから、そのはじめの一歩を大切にしてほしいという願いが込められています。2つ目は「感謝」。ともに学び合い支え合う仲間や周囲の人々に対して、感謝の気持ちを忘れずに持ち続けてほしいとのことでした。 3つ目は「挑戦」。創立者・森村市左衛門先生の精神に倣い、失敗を恐れず、さまざまなことに挑戦していってほしいという激励の言葉が贈られました。

式典後は、クラスごとの記念撮影や教科書の配布、隣の席の生徒とのペアワークなどを通じて交流を深める学級活動が行われ、各教室では学級開きが和やかに進められました。

 

午後には第110期生が高等部入学式に臨みました。高等部から入学する新たな仲間を迎えて、生徒たちは次のステージへと進みます。

高等部入学式では、中等部入学式と同様、各担任から生徒一人ひとりの呼称があり、その後、岡校長から式辞がありました。校長からのメッセージは高等部生活で大切にしてほしい3つの課題です。1つ目の「学ぶ姿勢」は、「なぜだろう」と常に問い続け、教室内で完結させず学校行事や部活動など多くの場面で主体的に学び続ける姿勢を持つこと。2つ目の「人とのつながり」では、AIやテクノロジーがどれだけ進化しても、人は、一人ではなく必ず誰かと助け合いながら生きていく。だからこそ家族や仲間を大切にすること。3つ目の「挑戦する勇気」では、森村市左衛門先生の残した「独立自営」の精神を実現し、失敗を恐れず新しいことに挑戦して自分の可能性を広げることという3点です。エールでもあるこの話を生徒たちは真摯に受け止めていました。

改めて、113期、110期のみなさん、ご入学おめでとうございます。これから始まる森村学園での新しい日々が、仲間と共に多くの挑戦と成長に満ちた、実りあるものとなりますように。